ホットケーキ日記

オフィスレディの日常。

大好きなサンリオの話

  1. サンリオと私
  2. 大人になった今、サンリオとの置くべき距離

サンリオとともに比較的すごしてきました。

 

キティちゃんが今年45周年らしく、いろいろなコラボレーションをやっている。

まあキティちゃんが日々グローバルに様々な企業と精力的にコラボしているのは有名なことだが、今回はなんとサクマドロップスのいちごミルクとサンリオコラボするというではありませんか。こんな素晴らしい企画を誰が発明したのでしょうか、買うに決まってます。

 

昔からサンリオにはお世話になっていて、中学高校は当時爆発的に流行っていた、今は亡きスイマーに鞍替えしたものの、持ち物のどこかには昔からサンリオがいた。

側溝に落として消えたマロンクリームの小さながま口お財布、キティちゃんのマジックテープつきのエナメルお財布、バットばつ丸の塗り絵、ポチャコのハンカチ…、と

今思いつくだけで結構なものをもっていた。思えば昔からキャラクター物が好きだった。

 

高校生になって、各地にかならずあるご当地キティを集めるようになった。収集癖のある性格のため、人からもらったり自分で購入したりと、知らない間にものすごい数集まった。ストラップにつけるにも、つける場所なんでそんなに無いので、机の中のビニール袋に大量のかぶりものキティちゃんが貰っては買っては、タグもそのままに静かにしまっていた。ある時ふと、なんで自分は毎回これを必死で買っているんだろう、という気持ちになってやめた。

 

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もう良い年になった今、再びサンリオ熱がふつふつと湧いてきている。

冒頭のサクマドロップスコラボを知ったその日に、仕事帰りに閉店20分前のサンリオショップに駆け込んで、棚の前に約20分1人で吟味した。厳選した結果、マイメロディとキティの飴入り巾着袋を含む5商品を買って、にやにやしながら家路を急いだ。

大人になってよかったと思うのはこういう瞬間である。

 

次の日、意気揚々と会社に、戦利品である飴入りの缶ケースや三角ケースを持っていった。会社のデスクの、クリップや付箋やらの整理に使おうと思ったのだ。

ただ、いそいそとケースに小物を入れ替えた瞬間、狭いデスクの引き出しはピンクや白のファンシーな色合いに埋め尽くされ、明らかにやばいやつになってしまった。

そっと元に戻し、戦利品は再び家に持って帰られた。

 

ファンシーはときに暴力になる。あまり年齢相応に、というのは好きではないが、それでもこの日本では年齢はただのナンバー、といえる程年齢を無視して生きやすい世の中ではない。大人がファンシーすぎることは、ときに周りのひとを居心地悪くさせてしまう。

 

最近考えるのは三十路を迎えた自分とキャラクター商品との距離の測り方だ。三十すぎの女性には、小物の何割までがキャラクター商品で許されるのだろう。1割となると、買った巾着袋を使うと、鞄の中にそれ以上のキャラクター商品はほぼ許されないし…

 

いや、ほかのものを黒とか茶色とかシックにしとけばスパイス程度で許される?

 

自我と世間との葛藤で苦悩は続く。